聞かれたことだけに答える事が大切です
税務調査では税務調査官から色々な質問をされますが、
「聞かれたこと」だけに答えるほうが良いです。
聞かれていないことまで答えることで、
余計な誤解を招き疑いをかけられることがあるからです。
意味なく反抗的な態度はマイナス
税務調査に対してはあまり好意的に思っている人は
少ないと思われますが、 調査官も人間です。
意味なく反抗的な態度をとられると心証を害して
調査に力が入ることにもなりかねません。
下にもありますが、反抗的な態度をとらずに、
主張するときははっきりとした態度で主張するように
接することが望ましいです。
主張するべきことはきっちり主張する
税務調査官も必ずしも正しい指摘をしてくるとは限りません。
納得いかない場合はすぐに従うのではなく、
主張するところは はっきりとした態度で主張しましょう。
なお、納得のいかない指摘をされた場合は修正申告には応じず
更正処分をしてもらってから不服申し立てをすることも一つの手です。
なぜなら「修正申告」は納税者の自発的な修正になりますから、
後日不服申し立てをすることができなくなるためです。
(修正申告するかどうかは立会いをしている税理士と
相談して決定しましょう。)
昼食の用意は不要です。
私も以前小説で「税務調査官に寿司をふるまった」という
内容を読んだことがありますが、
税務調査官に昼食の準備は必要ありません。
(利益の供与になるため基本的に禁止されています。)
いわゆる「おみやげ」を用意する必要はない
税務調査官が帰りやすいように「軽微な経理ミス」を用意しておく、
いわゆる「おみやげ」 ですが、個人的には必要ないと考えています。
というのも「おみやげ」を用意したからといって、
それ以外はチェックされないという 訳ではありませんし、
また「おみやげ」により「経理がいい加減」と思われてしまい
余計に細かいところまで調査されることになりかねないからです。
追徴税は資金繰りなどにより交渉可能
当然の事ながら、税務署は会社を潰したい訳ではありません。
ですから追徴税は資金繰りなどの事情によって交渉することも可能です。