自己紹介(所長 森田健一)
代表税理士・社会保険労務士
森田 健一(もりた けんいち)
税理士は、企業にとって深く関わりあいを持つ「ビジネスパートナー」です。
関与先様の売上や利益が伸びると自分のことのように嬉しくなります。 また、関与先様の業績が芳しくないと、何かお役に立てる事がないものか、と寝付けずに悩んだりもします。
もし私をこのような「ビジネスパートナー」の候補としてお考え下さっている経営者の方が いらっしゃいましたら、お会いする前に私の事を少しでも知っていただけると良いかと思い、 もう少し詳しい自己紹介を掲載させていただきました。
長文となりますが、よろしければご覧くださいませ。
▶ 税理士を目指したきっかけ
私が税理士を目指すきっかけとなったのは、学生時代に通信講座で 簿記3級の学習を始めた事でした。
もともと父が生前にギリシャ料理のレストランを経営していた事もあり 「経営」には多少なりとも興味がありました。ですから会計や税務の勉強は とても面白く、のめり込みました。
その後、簿記2級までは独学で学習をしたのですが、簿記1級は内容が専門的になる事から、 大原簿記学校の夜間の講座に通って学習を行いました。
そして簿記1級に無事に1回の試験で合格する事が出来た後、担当の講師の方に 「正社員として就職して講師の仕事をしませんか」とお誘いをいただきました。22歳の時です。
そしてその後5年間、講師として税務・会計の講座を担当させていただきました。「人前で講義をする」「人にものをお教えする」という本当に得難い 経験をさせていただき、また社会人として必要なたくさんの事を教えていただくことが出来たと思います。会社と当時の上司には本当に感謝をしています。
▶ 税理士事務所での下積み時代
講師の仕事はとてもやりがいがあり、とても充実した毎日でした。ずっと続けることも考えたのですが、 やはり当初描いていた、「税理士になって生き生きした活気のある事務所を作りたい」という、 つまり父と同じ「経営者になる」夢を追いかける道を選び、講師の仕事を退職することにしました。
その後、税理士試験の学習を進めながら、2か所の税理士事務所と税理士法人に勤務をして経験を積ませていただきました。
1箇所目は60代の税理士とスタッフ数名の小規模な税理士事務所で、基本的な中小企業の税務を覚えさせていただく事が出来たように思います。
2か所目は40代の若手のとてもやり手の税理士が所長で、他にも数名税理士が在籍している大規模な税理士法人でした。 こちらの事務所では規模が大きかった事もあり、色々と専門的な実務にも関わらせていただくことが出来ました。
どちらの事務所でも、大変勉強になる事が多く、今の私があるのは間違いなく当時お世話になった先生方のおかげです。 本当に感謝しています。
また税理士試験は、何とか順調に科目合格を重ねることが出来、勉強を始めて5年後の平成16年に、合格することが出来ました。
税理士試験の合格後、すぐに独立する事も考えましたが、仕事をしながら多くの経営者とお話をさせていただいてる内に 「経営者のお役に立つには、税務だけでなく、労務など経営全般についての知識をつけなければいけない」と感じていました。ですから 「もっと知識をつける必要がある」と考え、その翌年に社会保険労務士の学習をスタートしました。
何とか社会保険労務士の試験には1年で無事合格をすることができ、その後一念発起して 平成18年4月に独立開業をさせていただく事が出来ました。
▶ 創業後、現在まで
創業時は、いわゆる「のれん分け」はありませんでしたので、関与先0件からのスタートでした。
少ない資金で、自宅での開業。自宅といっても賃貸マンションの一室でしたので大きな看板を出すわけにもいかず、 また周囲はいわゆる「住宅街」で会社はおろか、個人商店すら見当たらないような場所です。
普通に考えると「無謀」な開業だったかもしれませんが、とにかく「出来る事を丁寧に、誠意をもってやっていこう。」 と心掛け、税務相談会や士業の交流会、記帳指導などに積極的に参加をしました。また手作り感満載のホームページやブログをまめに 更新をしたりと、本当に出来る事を一つずつこなしていきました。するとたくさんの善意ある方々の応援をいただきながら、少しずつですが事務所経営を軌道に乗せることが出来ました。
その後平成19年10月に現在の場所に事務所を移転する事が出来、たくさんの方々に助けていただきながら 現在100件を超える関与先様とお付き合いをさせていただいております。
今後も私の方針は変わりません。
「出来る事を丁寧に、誠意をもってやっていく」
その延長線上にひたすら進んで行きたいと思います。